おが太郎
今回の参考文献です
高杉晋作と久坂玄瑞/大和書房/池田諭
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禁門の変で25歳の若さで自害した久坂玄瑞
この人の強烈な尊王攘夷思想はいったいどこからくるものなのか?
15歳にして家族を亡くした玄瑞の孤独を埋めるように、
兄 久坂玄機の背中を追いかけるように、
猛烈な尊王攘夷へと突き進んだようにも感じる。
高杉晋作と久坂玄瑞は松下村塾では双璧と呼ばれるほど突出した存在だったわけだが、
高杉晋作は政治運動をすることを親から反対されて思うように参加できないジレンマがあった。
一方、久坂玄瑞には反対する家族もいない。自分で自分の方向性を決めて幕末という動乱を駆け巡った。
彼の短い人生の中に残された文章は、これが若い青年が書いたのものなのかと思わせる秀逸された文章
歴史にもしもはないが、彼が明治を生きていたらどんな人生を歩んだのかと考えてしまう。