正義の反対は悪ではない。また別の正義なんだ。
今回はらるらさんからのリクエストを取り上げております!
こんにちは。
いつも楽しみに聞かせて頂いています!
最近、硫黄島からの手紙と父親たちの星条旗という映画をみました。
硫黄島の戦いについてもっとよく知りたいので、取り上げていただけると嬉しいです!
■硫黄島の戦い概要
1945年2/19~3/26
太平洋戦争期に小笠原諸島にある硫黄島で起きた日米の戦い
■地理
小笠原諸島南端近くにある東西8km南北4kmの島
標高172mの摺鉢山があるが、それ以外は平たい土地である。
名前の通り島のいたるところで硫黄が噴出しているため生物の生存にはそれほど適していない
・日本本土とマリアナ諸島(サイパンやグアム)の中間にある立地
・近辺で飛行場を造れる唯一の土地
この地理的条件から日米の争奪戦の舞台となってしまいます。。。
■戦争の経過
1945年2月16日に米軍の空爆と艦砲射撃による攻撃に端を発する
詳しくはぜひ音声で
放送では詳細まで取り上げてないですが・・・
■敢闘誓(かんとうのちかい)
・我らは敵10人を倒すまでは死んではならないこと
・我らは最後の1人となってもゲリラ戦を継続し、敵を苦しめ続けること
このような厳命が守備隊には出ていました。
簡単に言えば「万歳突撃の禁止」「降伏・撤退の禁止」
本土決戦に備えるための捨て石とされたわけですね・・・
■損害
日本・・・戦死者19,900名 (全21,000名)95%戦死
アメリカ・・・戦死6,821名 戦傷19,217名
合計で米軍の方が日本よりも多い戦死傷者
それだけ両国にとっての激戦地であったことがわかります。
今でも遺骨収容・帰還事業が続いていて、まだ1万以上の遺骨が眠っていると言われています。
個人的にはもうそっとしておいてあげてもいいのかとも思いますが、遺族の気持ちを考えると何ともですね。
■参考
どちらもオススメの作品です。
日米双方の視点から硫黄島の戦いを描いた作品です。
■硫黄島からの手紙
■父親たちの星条旗
音声はこちらから👇