「高砂軍」台湾の勇猛な戦士たち〜大東亜戦争〜

戦争
長まろ
長まろ

高砂義勇軍のお話です。
台湾のブラックメタルバンド「ソニック(ChthoniC、閃靈樂團) 」のCDではありません。

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音声はこちら↓↓↓

Chthonic(ソニック)

台湾が誇るブラックメタルバンド
今はどちらかと言うとシンフォニックメタル、メロデス路線の曲が多い
なお、ボーカルのFreddy Lim(林昶佐)は台湾の政治家でもある
今回の放送のタイトルにも使用している「高砂軍」は
日本統治時代の台湾「高砂族」について書いたアルバムである
前作「Mirror of Retribution(十殿)」からのシンフォニック、メロデス路線を引き継ぎつつも・・・

おが太郎
おが太郎

いや、歴史じゃなくなってるじゃん(笑)

長まろ
長まろ

そうだね(笑)話を戻します!
でも高砂族についての話なので遠からずではあります。

はじめに

1895年 下関条約・・・台湾は日本領になる
1945年 終戦・・・ここまで台湾は日本領、台湾人は日本人であった

長まろ
長まろ

50年くらい台湾は日本だったんですね

台湾は半分くらいが明の時代の移民
残りの半分が清とか中華民国の移民
わずか2~3%くらいが原住民と言われている

その中の1部族が「高砂族」である

高砂義勇軍の活躍

高砂族で編成された部隊・・・高砂義勇軍と呼ばれた
南国(ニューギニア)の戦線に日本軍として大東亜戦争に参加

南国に派兵された理由
・台湾は亜熱帯気候であり、南国の気候と似ている
・昔から狩猟採取の生活をしていたためジャングル慣れしていた
・靴を履く習慣がなかった
 ⇒歩いても音が出ずに奇襲攻撃に向いていた
・五感に優れている
おが太郎
おが太郎

現代人は五感どんどん失われていってるよね

長まろ
長まろ

そうだよね。。。
高砂族はどこかで鳥が飛んだ・・・てことはそこに敵がいるな!みたいな感じで察知できたらしい。

その他にも
・食糧調達等にも活躍
・原住民の言葉と似ていた
 ⇒懐柔策に役立ち、原住民の抵抗に遭わずに済んだ

そして何よりも
・戦闘民族で勇猛な戦士だった
日本軍ですら高砂義勇軍を一目置いていた
おが太郎
おが太郎

それにしてもよく日本のために戦ってくれたよね

長まろ
長まろ

日本統治時代の皇民化政策で愛国心教育の影響があるとも言われているんですよね

高砂義勇軍の悲劇

大東亜戦争に参加した高砂族は6000人くらいと言われていて
そのうち3~4000人は亡くなったとされている

戦後、台湾は中華民国となる(日本人⇒中国人)
日本人であったら戦後補償があった
高砂族はこの日本の戦後補償の対象外となってしまった

長まろ
長まろ

亡くなってる人が多いからそもそも訴えを起こせない人も多いんだろうな

おが太郎
おが太郎

それって韓国とかでも同じ問題あったよね。
難しい問題だよね。

一部の部族からは、御霊は靖国に祀られているため
合祀するなという訴えも起きている(宗教的な部分で)

長まろ
長まろ

同じ戦争に参加した日本人(当時)ではあるけど補償される・されないが出てしまうのは寂しい感じがしますね

おが太郎
おが太郎

戦争は掘れば掘るほど問題が出てくるよね

長まろ
長まろ

戦後の悲劇もですが、日本の台湾統治時代には様々な負の側面も多いです。
「霧社事件」などは有名ですが。

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