「創価学会」日本を代表する新興宗教の教義と設立の経緯の音声はこちら↓↓↓
「公明党と政教分離」創価学会の目的とは?の音声はこちら↓↓↓
創価学会とは
日蓮を信仰する法華経系の新興宗教団体
会員は827万世帯いるとされる(創価学会のHPより)
世界192か国地域に200万人以上
日本の世帯人数の平均は約2.5人なので、
日本だけでも2000万人くらいいる計算になる
これはさすがに水増しされているのではないでしょうかね。
ここからはあくまで推測です・・・悪しからず。
理由は統監カードと呼ばれるものの取り扱い
会員になると統監カードに記載されるが、仮に脱退してもその信者の情報は消えない
脱退済と記載が加えられるだけなのである
これは再入会をするときに双方都合がよいからです。
入会の手続きが簡略化できるし、学会側からしても過去の情報がわかっていた方が何かと都合は良さそうですよね(変な人が入会しないように)
また、公明党の得票数は600万とか700万くらい
これにはフレンド票(F票)と呼ばれるいわゆる「公明党に清き1票を」も含まれる
選挙権のない未成年などと差っ引くと、実際の信者数は得票数の半分くらいなんじゃないかなと・・・
なのでざっくり信者数300万人と仮定しました!人口の2.5%くらいの割合となります。
これって推論だよね?(笑)
うん(笑)エビデンスは何もないよ(笑)
まぁ少なくともそれくらいはいるでしょうっていう予想数字だね。
熱烈な信者も多そうだけど、ライトな信者もいそうだもんね。
信者数ははっきりしないが(非公表のため)
間違いなく日本を代表する新興宗教団体と呼べるだろう
教義
教義については深く説明は避けます。
ご了承ください。
南無妙法蓮華経を唱えれば救われる
法華経に書いてあることを守りましょう
ものすごく簡単に言えばこれだけです。
宿命転換・・・信仰によって状況は好転する考え方
お祈りすれば願いは叶う・・・みたいな考え方です。
功徳を積むことが創価学会にとっての地位の向上となる
善行を積むことが大事とされているが、
ここでいう功徳は創価学会へのお布施も含まれる
そのため熱心な信者ほどお金がなくなる
実際現会長の池田大作さんも相当お金を入れてると言われてます
かなり規模の大きい宗教団体であることから、誤解しがちではあるが
上層部の偉い人が儲けて下層にいる信者が貧乏しているわけではない
むしろ上にいる人ほど教団にお金をつぎ込んでいる(そのため上に行ける)
信心深い人ほどお金がなくなるのですが、会費とかで消えるわけではなく、あくまでお布施なので・・・まぁ度が過ぎるお布施で貧乏してたら世間から見たら「宗教にハマったかわいそうな人」ですもんね。
創価学会と言えば勧誘時にしつこいことでも話題となる
それは折伏によるものが影響している
折伏(しゃくぶく)とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E4%BC%8F
折破摧伏を略した仏教用語であり、悪人・悪法を打ち砕き、迷いを覚まさせること。 人をいったん議論などによって破り、自己の誤りを悟らせること。 あるいは、悪人や悪法をくじき、屈服させること。
また、他宗教は基本的に認めていない
学会員からすれば正しい方向に導いてあげている
「おまえは・・・自分が『悪』だと気づいていない・・・
もっともドス黒い『悪』だ・・・」ウェザーリポート
いや、わからんわ(笑)
資金
主に聖教新聞の売り上げが教団の利益の大きい部分となっている
聖教新聞の発行部数は550万部
このご時世にそれだけ発行されてるのはすごいね!
独自の出版社から出される会長の書籍の売り上げもかなりあると言われる
もちろん購入するのは信者である
創価学会として「兆」を超える資産を持っていると言われている
ちなみにお布施は?
もちろん信者からのお布施(財務)も相当な資産となっていると思われるけど、
正確な情報はわからずです。
最盛期は数千億円集めてたみたいな話があることは事実みたいですが・・・
設立から今に至るまで
創設
起源は創価教育学会・・・1930年11月18日
牧口常三郎、戸田城聖により創立された教育団体
牧口は小学校の校長、戸田はその学校の教員であった
牧口が日蓮正宗の勧誘を受けて入信し、戸田も同時期に勧誘を受けともに入信
実は初めから宗教団体ではなく、教育系のサークルに近いものだったんですね。
やってたことは法華経の研究であったり、座談会のようなものが中心だったとか。
創価教育学会の立ち位置としては宗教ではなくあくまでも教育団体
「真の教育改良は法華経を根拠とすべし」法華経の教えを教育に入れる
日蓮正宗とは 鎌倉時代に日蓮が創始した日蓮宗から派生、弟子の日興が起こした宗教 日蓮宗と日蓮正宗の違いは主に日蓮の取り扱い 日蓮正宗は日蓮は神(仏)、日蓮宗では修行中の身(菩薩)
戦時下での弾圧
時代は第二次世界大戦下となり
国の考えと創価教育学会の考え方がぶつかるようになる
元々他宗教を認めない(法罰論)姿勢であったので様々な衝突はあった
国家神道を強制する国とも対立することとなり
不敬罪で牧口も戸田も逮捕されることになる
ちなみに日蓮正宗は妥協して国の政策に従ったそうです。
他の宗教でも国との対立を避けるために多少の妥協は仕方ないといった風潮があったのは確かですが・・・どっちが良いか悪いかではなく、信仰って観点だとなんだかな~って思っちゃいました。
牧口は獄中で亡くなってしまう(享年73歳)
最期まで国の政策に反対する姿勢だった
戸田は獄中で悟りを開く
法華経をひたすら読んで音読もしていたら急に悟りを開いたとのこと
戦後の再始動
戸田の退所後、創価教育学会はほとんど会員もいなくなっていた
戸田は再興を誓い1946年に創価学会を発足させる
ここでやっと宗教団体として1からスタートするんですね。
とにかく活動資金を集めることや減ってしまった信者獲得を中心に精力的に活動しました。
学習塾を経営し、受験参考書がベストセラーになるなど経営者として大成功する
宗教活動としても講演会は大人気で会員をどんどん増やしていった
高度経済成長の時、都市部の発展により孤独な出稼ぎ労働者に創価学会の教えは刺さった
心の隙間がある人は宗教にハマりやすいって言いますからね・・・
折伏経典(マニュアル)を用意し勧誘を強め、会員を次々と増やしていく
創価学会を設立した戸田は1958年に亡くなる
3代目池田大作会長の登場
1960年に池田大作が3代目会長に就任
急に出てきたね(笑)
池田大作は元々座談会に学生時代から参加していた
就職してからも創価学会の活動にも精力的に加わり、
その熱心な姿勢が教団内での評価に繋がっていく
2代目の戸田が亡くなる数年前から創価学会に専念し、遂に会長の座を手にする
その後の創価学会
1964年に公明党を結成
1977年日蓮正宗と決別、1991年に破門
池田大作の発言が端で日蓮正宗と対立し最終的に破門される
この時日蓮正宗の信者数がガクっと減ったみたいです。
それだけ創価学会は大きい教団になってたんですね。
(そもそも本家の日蓮正宗より明らかに信者数は多いようです)
結果的に日蓮正宗との決別はいい方向になったとの見方がある
教義の上でも信者数や規模でも嚙み合っていなかった節もあった模様
いろいろと取り沙汰されることもあるが、
創価学会は現在も勢力的に活動を続けている
公明党と政教分離について
公明党の結党
公明党は創価学会の中の「創価学会文化部」が元になっている
公明党ができる前は創価学会員は無所属で選挙に出ていた
1964年に公明党として結党され、初の選挙で25議席を獲得する大きな野党になる
創価学会が政治進出したいのは会員をまとめるためと言われている
戸田も会員を一致団結させるのに選挙活動を利用していた
「選挙に勝つ」という同じ目標に向かうことで信者たちをまとめやすくなる
ただし元々は日蓮正宗の国教化を目指していた
政教分離について
公明党は、1964年11月17日に、池田大作創価学会会長(当時)の発意によって結成された政党です。以来、創価学会の仏法の理念に基づき、「個人の幸福と社会の繁栄が一致する、大衆福祉の実現」「人間性の尊重を基調とした民主主義をつくり、大衆とともに前進する大衆政党の建設」を目指してきました。
https://www.komei.or.jp/faq/
ただし、創価学会と公明党との関係は、
https://www.komei.or.jp/faq/
あくまでも支持団体と支持を受ける政党という関係であり、
「あらゆる階層のいっさいの民衆を包含しうる大衆政党」であると綱領にも明記している通り、
公明党は国民全体に奉仕する国民政党です。
憲法20条「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」
憲法が規制対象としているのは「国家権力」の側
創価学会という支持団体が公明党という政党を支援することは、なんら憲法違反になりません。
https://www.komei.or.jp/faq/
公明党の「政教分離」に関する主張は間違っていないですが、度々ワードとして上がってしまうのは宗教に対する嫌悪感の側面も強いのかもしれませんね。
昨今の統一教会の件で、政教分離が再燃しかかってましたが、公明党は統一教会自体への言及も上手くかわしていたような印象です。その姿勢をどう見るかはあなた次第!
放送では全く触れてないけど、「政教分離」ってワードと「宗教と政治の癒着」は別個で考えないといけないと思いました。公明党は後者なんですよね。そこで「政教分離」路線で攻めたとしても「憲法違反してませんよ」で終わっちゃいますからね。人々が何となく嫌悪感抱いているのはあくまで「癒着」の部分だなと感じました。(統一教会然り)
【言論出版妨害事件】1969年
公明党に批判的な書籍の出版・流通を阻止するために 著者の藤原弘達や出版社、書店などに圧力をかけて妨害しようとした しかし、拒否されたため公明党が当時の自民党幹事長田中角栄に事態の収拾を依頼する 藤原弘達は大反発し、この一連のやり取りも明るみにするため『創価学会を斬る』は出版された 出版後も書店への脅迫や嫌がらせは続いた
思いっきり政治と宗教の癒着じゃん!って形で公明党及び創価学会は大バッシングを受けるんですね
池田大作が公式の場で謝罪
政教分離の批判が強かったため、創価学会と公明党を制度上で明確に分離
例えば創価学会と公明党の重要なポストは兼任はさせない
改めて国教化も否定することとなる
世論的に国教化なんて絶対無理なことがわかったので、もうそこを目指すよりは事態を沈めることを優先させたんでしょうね。
公明党の与党化
1993年細川護熙内閣時に初の与党になる(反自民連合)
1999年小渕恵三内閣時に(自自公)の連立政権で再度与党となる
ここから自民党と公明とは常に一緒に政治運営をしてきた
(一時期民主党に政権を奪われますが、それ以外は自民党との連立政権)
まとめ
このまま自民党の金魚のフンとしてくっついていくのか、それとも創価学会の教義にそぐわない政策に対してどのような対応をするのか、注目だと思います。集団的自衛権なんて「世界平和」を掲げている創価学会からしたら絶対反対の立場のはずなんですけどね。
あとは宗教2世問題なんかも統一教会の事件でスポットライトを浴びてるよね。
2世ならではの葛藤もあるだろうし難しい問題だね!
「宗教」と聞くと少なからず嫌悪感を覚えてしまう人も多いだろう
事実宗教が人々を幸福にしてきたとは言えないような歴史も多々ある
「気持ち悪い」「かわいそうな人」などの言葉で片付けるのは簡単だが
宗教そのものを知ることで見えてくるものもある
私は宗教を学ぶことで「自分の考えが正しい」という考えとならないように自戒しようと思えました。何を感じ取るかは人それぞれですが、知ることで必ず何かを学び取れるものだと思っています!